2021年2月の日記
2/24(水)
個別指導の重要性
現在、保護者懇談の真っただ中です。
小学生・中学生は科目ごとに少人数指導と個別指導のどちらかを選択して頂いております。
少人数指導の方が費用が安いですし、”集団”ではなく”少人数指導”なので、個別とそんなに変わらないのではないのかという意味で少人数指導を選ばれる方が今までは多かったです。
しかし今回の懇談では、個別指導を選ばれる方が多いと感じております。
この日記やお手紙を通して個別指導の重要性を書いてきました。
そのことが伝わっているのかもしれません。
入塾時点で学校の授業についていけていない方は、迷うことなく個別指導を選択されますし私もお勧めしております。
「学校の授業にはついていけている」「真ん中ぐらい」「平均点かその少し上」という場合においては難しい選択となります。しかしそれぐらいであれば私は個別指導をお勧めしております。少人数指導はあくまで市内の公立高校で言うなら上位3校(市西・東・県西)を目指すぐらいでないと、また、目指すだけでなくそれに見合う理解力などがないと、グループ内で高めあっていくことが難しくなります。
いくら少人数指導であっても一人の生徒のために何回も同じ説明を繰り返すことは、他の生徒の進度を落とすことにもつながりますのでできません。
そして高い目標でもない限り、その状況を打開するぐらいの根性を見せてくれる子も少ないです。
また、学力をある程度揃えて平均点ぐらいのグループを作った場合、今度は皆が色々な箇所でつまずくために授業のペースが落ちます。そして学校より塾の方が進みが遅いという状況が生まれるなどし、グループ内からの不満が出やすくなります。
ですから個別指導で力をつけ、いずれ少人数指導に移行していただくという流れが理想です。
しかし個別指導の最大の弱点は”講師の質”です。集団指導は社会人講師が担当しても、個別指導は学生講師という塾がほとんどです。ですから、個別指導は料金が高い割に伸びないという評価にもつながりますし、それをご存じの方は少人数指導を望まれるのだと思います。
ですから、私にできることは「講師の質を高める」、これにつきます。個別指導でよい先生に当たれば必ずこのままがいいと言って頂けます。そして少人数指導以上の成果を上げることもできます。
うちは高校生に対しては個別指導しか行っておりません。集団授業を求めるのならば一般的には予備校に行かれることと思います。
今回、個別指導を選ばれる方が増えたと感じるのは個別指導でも指導の質が落ちないだろうという信頼を頂いているからかもしれません。ほとんどの講師が高校生も指導をしています。また私(塾長)自身や社会人講師が個別指導を担当することもあります。成績が良くても敢えて個別指導を選ばれている子もいます。
本来、どの学力層においても個別指導の方が伸ばせるはずです。その子にとっての無駄が一切ないからです。今後も少人数指導はもちろんですが個別指導においてもいっそうの信頼を頂けるように質の向上に努めてまいりたいと思います。
2/18(木)
入試
私立入試が終わり、残すところ、公立高校の一般と、大学の二次試験になりました。
結果が出そろってから入試結果にまとめますが、少しだけ紹介します。
<中学入試> 武庫川女子中学合格
うちでは中学入試を希望される方自体が少ないのですが、武庫女を志願される方が時折いらっしゃいます。
入試前ラスト一か月は特によくやってくれました。
<高校入試> 明石工業高等専門学校合格
明石高専を目指す生徒はうちでは初めてでした。もともと優秀な子だったのですんなりいけた気がしますが、通塾した一年間だけでも非常によく伸びました。
<大学入試> 関西学院大学合格
中二から通ってくれました。昨日、当時のことを話しましたが、それまでは塾に通うことを拒否していたそうです。高校入試では第一志望には届きませんでしたが、西宮北高校から見事に第一志望である関学に合格することができました。
模擬試験では一度も安全圏に入ることができませんでしたが、過去問をたくさんこなし、複数学部での合格を勝ち取りました。模試で取れなくても過去問をたくさんこなすことの有効性を証明してくれました。
本当によくやってくれたと思います。
今はうちのメインである高校一般入試のラストスパートの時期です。
まだ余力を残しているように見える子が大半です。
みな、素直でいい子たちなのですが、最後はがむしゃらに頑張ってほしいです。
みそら塾の新年度は4月5日から授業開始です。
新中1は3月から数学の授業を行います。
現在、新小1~新小5は人数が少ないのでお勧めです。