西宮市(広田小・大社小・平木小・上ヶ原南小・甲東小・甲陽園小・上ヶ原中・平木中・甲陵中・大社中・瓦木中・市立西宮高・県立西宮高・鳴尾高・西宮北高・甲山高・西宮東高など)にお住まいの方の学習・進学・受験指導。1対1・個別指導・少人数指導。

2019年10月の日記

10/28(月)

40



タイトルの40ですが、何の数字かと申しますと、今年の時点で4年以上通っている生徒の数です。もちろんすでに卒業した子や辞めた子の数は含みません。たくさんいるとは思っていましたが初めて数えてみました。

一般的には、受験が終了して塾をやめる子が多いと思います。私自身も3年を超えて続いた習い事がありません。
学生の講師も就職し4年で辞めてしまいますので、生徒の方が付き合いが長くなります。


塾はうちしか通ったことがなく、その後講師になった子がいたりもします。

いつも思うことではありますが、長くお付き合いさせていただいている方がたくさんいることを改めて嬉しく思います。



10/28(月)

成績を上げるために



成績を上げるためには何が必要なのでしょうか。

理解力や記憶力や計算力や集中力など言い出したらきりがありません。しかし、そこは小学校低学年においても個人差のある部分ですし、今は置いておきます。各々が現状より上げるために何が必要かを書きます。

”出来るようになりたいという気持ち”です。
それがないと良い指導や良い参考書などほとんど意味をなしません。どれだけ経験を積んだプロ講師が教えても無駄です。


今、授業をしていても思います。
「今日はいい授業ができたな。自力でも解けているし、しっかり理解させられたな。」と。
でも、その子に出来るようになりたいという気持ちがないと、その授業の効果が、半減どころかほぼなくなります。次の週にはほとんど忘れていて宿題の出来もボロボロです。反対にその気持ちがあればよい授業をした効果が倍増します。

よい授業をすることは当然必要なことではありますが、そんなことより、どうすれば生徒の気持ちが変わるかの方がよっぽど大事です。

気持ちがない子は質問をしてきませんし、基本的に受け身です。
真面目に与えられたことをこなしたとしても頭に入っていません。ただ作業をしているだけです。

私は小学生の頃、大手進学塾に通っていて、よい授業を受けておりました。講師に熱く語られることもありました。その時はやろうと思うのですがその気持ちは続かなかったです。その時は何十人といる集団授業でしたので講師と1対1で話す機会は少なかったです。

それに比べれば、うちではたくさん生徒と直接話すことができます。しかし、塾にいる時間はその子にとってほんの一部に過ぎず、学校生活や友人関係、家庭環境の影響を大きく受けます。

学校生活や友人関係にまでなかなか踏み込めませんので、せめてご家庭と協力しながら、気持ちを変えていけたらと思います。

その子の気持ちが変わることは、授業何十回分の価値があることです。



10/25(金)

なりたい自分になるために



人は目標がないとなかなか努力できません。

小学生は目標がなくても、何も考えずに言われたことをする子が多いです。
だんだんと「なんで頑張ってるんだろ」とか、「なんでテストがあるんだろう」とか、「頑張れって言われても自分はこんなもんだし」とか思うようになります。

部活で長時間拘束され、交友関係が広がり楽しいことも増えていくと、勉強の位置づけがどんどん低くなってきます。小学生の頃は活発だった子も、家ではぐうたらしだします。

小学生は中学受験をする子でもない限り、将来どうなりたいとか考える子はほとんどいないかと思います。
中学になり学年が進んでいくにつれて、高校受験を控えますし考える子も出てきます。

「うちの子はなりたいものがないんです」「行きたい高校がないんです」という保護者様がいらっしゃいます。

ないのが普通です。職業の知識や仕事について、自立するために必要なこと、高校の情報もそうですが、子どもは何も知りません。

それは大人が話してあげなければなりません。そういう話もしていないのに、自然に目標などできるわけがありません。

子どもが目標を見つけるためには大人の手助けが不可欠です。

「子どもの意思に任せています」という保護者様もいらっしゃいます。子どもに将来に向けた意思などありません。今の環境を生きるのに必死です。

どれだけ話をしてあげられるかにかかっています。
そうやって漠然とでも勉強の必要性を感じることができれば、頑張ることができるようになるかもしれません。

もちろんその役割を私たちや他の大人が担うこともできます。
しかし、各ご家庭の事情を知るのも限度がありますし、やはり保護者様が情報提供をしてあげることが最も重要であると考えます。

今は先のことを考えられなくても、将来何かをして収入を得ることになります。なりたい自分になるために勉強をしてほしいです。

私は現在、やりたい仕事ができていて仕事の面では幸せです。人生の大部分を占める仕事について、そう言える大人になってほしいと思います。



先日の暴風警報の日、夕方の時点では解除されていませんでしたが、台風が去るだろうという予測の元、授業を強行しました。

土曜日の授業ということもあり振替にするのも皆さんの日程の調整が難しいというのがありました。

「なんでこんな日に塾行かないといけないの?」と思う子もいるだろうし、ご家庭の方針もあるので、休む子がでるだろうなぁと思っていたのですがまさかの全員出席でした。普段でも全学年欠席ゼロというのは少ないです。

台風の日に授業を行うのは、良くないのは分かっておりますが、みんな来てくれたことが嬉しかったです。


10/11(金)

教師のいじめ



ここであまり時事ネタを書いたことがないのですが。

小学校の教師何人かが一人の教師をいじめるという事件がありました。

教師の仕事とは何なのでしょうか。私は、特に小学校の場合、道徳を教えるのが仕事だと思っております。
もちろん勉強もそうですが近所の子を集めた集団授業で、みんなをできるようにさせるのは不可能です。家庭環境も人それぞれですし、多くの子が塾などを利用しています。

しかし、道徳に関してはやはり学校という存在が必要な気がします。今やネット高校なども存在しますが、小学校からそんなことをしていたら社会性が身に付きません。

塾講師をやっている立場からすれば、勉強はお任せいただいたとしても、道徳はしっかり小学校で学んでほしいと願っております。

そう思っていたので、このような事件は本当に衝撃的です。

消防士が放火しますか?警察官が万引きしますか?
体罰とかそういうレベルを超えています。
いじめっ子がそのまま大人になったようなやり口です。
子どもの頃、万引きをしたことがある子が、将来強盗をするような。

それでいて、学校では信頼が厚く、中心的存在だったとは・・・。
組織というのは怖いです。組織のボスになって偉そうにしていたくはないです。風通しの良い塾でいたいです。

powered by HAIK 7.6.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional