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2015年10月の日記


10/26(月)

演劇

文化活動発表会に行ってきました。

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30分ほどしか滞在しなかったのですがskitという英語劇と生徒会劇を見てきました。

中学生なのでテーマとして扱えるものにはかなり制限があると思います。でもその中に笑いをちりばめておりすごく楽しめました。というか、英語劇にしても生徒会劇にしても、演劇部でもないので日ごろから劇の練習をしているわけではないのに、みんなすごく堂々としていて、感心しました。

うちの生徒が出ていたから見に行ったのですが、やはり勉強以外のこういった経験をすることはすごくいいことだなと思います。塾ではこんなことできないですからね。やはり学校は勉強以外のことも経験できる貴重な場なんだなと思いました。

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10/23(金)

平木中、中3、中間テスト結果



平木中、中3、中間テストですが学年に450点以上が15名いました。その中で、みそら塾生は470点以上が3人、460点以上が2人という結果でした。うちの中でハイレベルの競争が生まれております。

授業中は元気いっぱいですが、定期テストでは高得点を取りたいという秘めた思いを感じます。残りの実力テスト・期末テストを乗り切って、その思いを今度は受験勉強に向けていただきたいですね。



10/16(金)

Oさん



今回はOさんについて書かせていただきます。

中間テスト、5計479点。中3になって2回目の数学100点です。

彼女は今まで、皆さんに見習っていただきたいぐらいの素晴らしい頑張りを続けてきました。今までももちろん悪くはなかったですが、今回は恐らく本人も納得のいく結果だったのではないでしょうか。

文句のつけようがありません。まだ450点以上が学年に何人いるかわかりませんし、テストの平均点なども把握しておりませんが、うちでこの点数を超えられる生徒は今後現れないのではないでしょうか。

学校の定期テストはテスト範囲が決まっています。だからこそ、やれることは全部やりきる。そういう気持ちが彼女からは感じられます。

定期テストは、学習内容の理解は当然として、それに加え、学校の授業に対しての日々の取り組みと、テスト前の追い込み、当日のテストでの取り組み、この3つの要素が影響します。その全てがほぼ完璧に近い形でできたからこそ、今回の結果につながったのだと思います。

勉強は「気持ち」が大切なんだということを改めて実感しました。



10/14(水)

個別指導塾で1教場当たりの生徒数ナンバーワンの塾の話



私がこの塾の名前を出していいのか分かりませんのでM塾とさせていただきます。今回はこの塾のお話をさせていただきます。

M塾さんは校舎数はたくさんありますが、タイトルのとおり個別指導形態の塾のなかで1教場当たりの生徒数がナンバーワンです。それもダントツです。ちなみに近畿圏には校舎はありません。

私はあまり他塾に興味を持ちません。なぜなら自分の思いを体現するために個人でやっていますので、よその塾さんを気にしても仕方がないからです。他塾を参考にし真似をしてしまっては個人でする意味も失われてしまいます。

それでもなぜ書くかというとM塾さんの方と接する機会があり、内容について納得できる、同意できる部分がたくさんあったからです。数ヶ月に1回、社員の方とお話させていただいています。わざわざ駅から遠い場所にあるうちに足を運んでいただいております。

M塾さんは規模が大きい塾ですがこの少子化の時代にどの校舎でも成功を収めている素晴らしい塾です。その理念も一貫しており分かりやすいものです。

私が理解している部分で例を挙げますと・・・
①塾に求められているものはたった2つ。成績が上がること。通うのが楽しいこと。
②教材にはとことんこだわる
③指導をマニュアル化する
④むやみに規模を拡大しない
⑤無駄を排除しコストを抑える
⑥振替授業・保護者懇談は基本的に行わない
⑦教室長も授業を行う
⑧生徒の学力層を絞る


まだまだあるでしょうがとりあえずこんなところです。もし仮に私が塾の多店舗展開を目指すのであれば真似したくなるようなことばかりです。それだけ共感できることがたくさんあるということです。

まずM塾さんは聞いて私も驚きましたが1教場当たりの生徒数がすごいです。それだけのシェアをその地域で獲得しているということです。後は上記の番号順に書いていきます。

①塾に求められているものはたった2つ。成績が上がること。通うのが楽しいこと。
これは私も同じ考えです。どちらがかけてもいけません。一見、相反するように思えることを提供するのは難しいことですが、これは常に意識すべきことだと思います。特に勉強が苦手な子は塾に通いたがらないものです。通うことが楽しければその苦痛も和らぎます。

②教材にはとことんこだわる
オリジナル教材へのこだわりを伺い、そこまでしなくても・・・と思うほどでした。ここについては膨大なコストをかけておられるようです。

③指導をマニュアル化する
なぜ教材にこだわるかというと、指導をマニュアル化するのが一つの理由です。どんな講師でもこの教材を使うことで一定水準の指導レベルが保たれます。

④むやみに規模を拡大しない
各校舎の生徒数はすごいですが拡大のスピードはそこまで早いとは感じません。ただ規模を拡大すればよいという考えではないことが分かります。

⑤無駄を排除しコストを抑える
塾の存在意義である「成績を上げること」に直接関係のないことに対してのコストは抑える。
「別に設備がそこまで整っていなくても勉強はできるし成績は上がる」とのことでした。その通りだと思います。保護者様は塾の設備や宣伝費用のためにお金を払っているわけではありません。

⑥振替授業・保護者懇談は基本的に行わない
膨大なデータの蓄積から「振替授業を行っても成績は上がらない」とのことでした。振替授業を行うことはコストがかかります。その割に成果が出ません。
これは半分納得できます。伸びる子は休まず塾に来るものです。でもどうしても休まざるを得ない場合に関しては振替をする必要性も感じます。

保護者懇談を行わないということに関しても、まずコスト削減につながりますし、保護者とお話したからといって成績が上がるわけではありません。これも半分納得できます。私は個人でやっているので保護者様とのコミュニケーションも大切にしたいと思っております。

⑦教室長も授業を行う
生徒の成績を上げることに関係のない雑務を減らすことで教室長や社員も授業に入ることができます。これは素晴らしいことです。普通ではなかなか考えられません。個別指導塾では教室長は教室管理に忙しくてなかなか授業ができるものではありません。

⑧生徒の学力層を絞る
これも賛否両論あるでしょうが、30点~60点ぐらいの子の成績を上げることに焦点を置いています。授業料のキャッシュバック制度もあるので、必ず上げるという強い意志があります。あまりに伸ばすことが困難だと予想される場合に関しては入塾できないようです。

まだまだ書きたいことはありますがこれぐらいにしておきます。一貫して成績を上げるということにこだわっていらっしゃいます。そして成績を上げることに直接関係のないことへの経費を減らし、授業料もリーズナブルです。流行るのも納得の塾さんです。

私は規模を拡大するつもりがないので全く違うスタイルですが共感できる部分がたくさんあったので書かせていただきました。


10/14(水)

東大理科Ⅲ類に兄弟3人を合格させたお母さんの話



「受験に恋愛は無駄」などの発言が物議を醸しており、ニュースにもなっております。

「子どもは親の所有物じゃない」「本当に子どもの意思なのか?」などの批判的な意見もあります。

いろいろ思うことがありますので少しだけ意見を書かせていただきます。

細かい内容はネットで検索していただければ出てくるので割愛します。
まず私は単純に「すごいな」と思います。何で東大の理Ⅲを目指したのかは分かりませんが、結果を出したことに関しては素晴らしいとしか言いようがありません。

大抵の人は行こうとも思わないと思いますが、当然ですが行こうと思っても行けるわけではありません。

しっかりレールを敷いたお母さんは素晴らしいです。それが強制的なものでなければさらに素晴らしいですね。

今メディアに露出しているのも、注目するだけの結果を出しているからであり、そこに人が集まるからです。講演会や書籍などの活動もされているようですが、参考にすべきところも多々あるのではないでしょうか。

何に対しても言えることですが、このお母さんの方法も、無数にあるしつけや教育への考え方の一つなので、否定するのはナンセンスです。参考にしたいと思えば参考にすればよいし、違うと思えばほっとけばいいです。

でもやっぱり思うのは親のしつけ・教育が子どもの学力に影響を与えるということです。子どもは中学生になり部活をやりだすと間違いなく時間がなくなります。そこから挽回するのは大変なので、その前の12年間をどう過ごすかが大切だと思います。別に超一流大学が目標でなければ勉強ばかりさせる必要もありません。

また、恋愛に関しての話ですが無駄かどうかは正直分かりません。
例えば浪人して恋愛をせず勉強漬けになることは人生においてマイナスなのでしょうか。親の意思で恋愛させないというのはどうかとも思いますが、恐らく本人が納得してのことでしょう。そうでなければ、道を外すことなく超一流大学まで進学することは難しいです。

ただ言えるのは何かを犠牲にしなければ手に入らないものもあるということです。ちょうどラグビーのワールドカップがありましたが、選手は「4年間の全てを捧げた」、「家族を犠牲にした」とコメントしてました。そしてたくさんの人がその姿を見て感動しました。

東大理Ⅲに入ればたくさんの人の役に立つ人材になれる可能性は高いでしょう。その入口に入る手助けを、このお母さんは自分を犠牲にし行ってきました。それが親のエゴでなければただ単純に讃えられることだと思います。



10/9(金)

組体操



ニュースにもなっていますが組体操のピラミッドなどでは怪我が発生します。ニュースにならないようなものも含めると、ものすごい数の生徒が怪我をしているのではないのでしょうか。

私が学生の頃はせいぜい5段ぐらいだったはずなのですが、知らないうちに10段ピラミッドとかやっているところもあるのですね。

個を重視するこの時代に団体で困難なことを成し遂げる、時代に逆行しているような気もしますが、間違いなく難易度が高いほど感動を呼びます。

ですが私は危険なことをする必要はないと思います。なぜなら体育の授業の一環であり、授業自体まじめに取り組まない生徒というのが少なからずいるからです。有志を募って行うのならまだしも、誰もが参加せざるを得ない状況で怪我のリスクのあることをさせる。これはダメでしょう。

本当にみんなが一致団結して協力し合い、怪我のリスクも理解した上で取り組み、その結果怪我をしてしまったのなら、まだ納得できる部分があるかもしれません。でも、ふざける子がいる中でまじめにやっている子が被害を受けることも考えられます。また、男の子というのはつらい状況下でも弱音を吐きたくはないものです。できるだけ我慢をします。運動や体力に自信のない子もいます。体の大きさだけで土台になったりもします。一生の思い出になる子もいるかもしれませんがトラウマになる子もいるかもしれません。

成功すれば素晴らしいし感動もします。普段なかなか経験できないことでもあります。でも別に生徒はパフォーマーではありません。あくまで授業の一環という位置づけでほどほどにして欲しいと思います。


10/9(金)

勉強以前の問題



主に小学生を対象としたお話です。

みそら塾は、というよりどの塾でもそうだと思うのですが、勉強を教え、できるようなってもらい、できるだけスムーズに学生の階段を登っていっていただくのを目標としております。

学生の時期は勉強だけではなくいろんな経験ができる時期です。でも勉強はついてまわります。「できない、分からない」と余計に嫌になってしまうのでそうならないようにしていきたいです。

ですが、これは塾が教えるべきことなのかな、と思うことがあります。

例えば、鉛筆の持ち方。
多少癖があってもそれを個性と認めることもできなくはないですが、見るからに書きにくそうにしていて、無駄に筆圧がかかったりしてすぐに疲れてしまう子が多いです。
当然、勉強の効率が落ちるので注意はします。が、直りません。そりゃそうです。1週間の大部分を塾以外で過ごしますし、目を離すと元の持ち方に戻っているので、注意してもきりがありません。

やたらと早い時期からシャーペンを使っている子も多いです。ポキポキ折るし、消しゴムで消えにくいし、そもそも消しゴム自体も消えにくいものを使っている子も多く、さらに、シャーペンをすぐに分解しだします。

そういうところを改善していただくだけで、進みがよくなるはずなのですが、そこをうるさくお伝えすることは塾の役目なのかな、と思うこともあります。

また、椅子に1時間も座ることができない子どもが多いです。座って鉛筆を持たなきゃ、指導が始まりません。
学校にはしつけという役割もあるのかと思いますが、塾に鉛筆の持ち方や文房具の使い方、椅子に座らせるなどの指導を求められているのかは正直なところ分かりません。
求められているのであればやっていきたいことではありますが、いずれにしてもこれらは塾にいる間だけできていても意味がないのでご家庭の協力が不可欠です。

塾で指導を受けることは成績を上げるために大いに役に立つこととは思いますが、勉強以前の問題を改善することのほうが成績を上げるための近道になるかもしれません。


10/1(木)

ある中学校での話


ある中学校の定期テストでのお話です。

ある塾が予想した問題と全く同じ問題が定期テストで出たそうです。
全く同じ問題を予想できたことは素直にすごいなと思います。
しかし、そのことが教師に漏れ、全員のテスト問題は回収され、その問題は全て無効になったそうです。

その話を聞いていろいろ考えさせられました。

保護者や生徒からしたら定期テストの問題を予想してくれる塾は魅力的に思えるかもしれません。
でもぴったり同じ問題が出たとしてそれが何の意味になるのでしょうか。それで得た何点かで、もしかしたら5段階の評定が1つ上がるかもしれません。でもそれでよい成績になったとしてもその子の実力ではありません。本当の実力が分からなくなるようなことはしなくてもよいのではないでしょうか。

予想問題を暗記するような勉強ではなく、決められたテスト範囲をくまなく勉強することの方がよほど大切なことです。

評定が良くないと偏差値の高い高校に行けないのかもしれません。
でも予想問題を暗記するというような勉強をさせることは、地道な努力を怠らせることにつながるかもしれません。

そして対策を練ってせっかく当てたのに、回収されるという結末。その問題が無効になったということは勉強した人もしていない人も同じ評価になったということです。

なんだかなぁ・・・。学校の勉強というものは成績をつけるためにしているのでしょうか。たとえそうだとしても問題を当てられたからといって学校側はいちいち対応するのではなくもっと他にやることがあるのではないでしょうか。

塾が結果を求められるのは当然です。予想問題が当たればよい結果も出るでしょう。でももっと大切なことはその子が長期的に頑張れる環境を作ることだと私は思います。

テスト範囲のことをやればそれなりに点数は取れるものです。
そもそも点数が低い生徒に予想問題をやらせる意味を感じません。
予想問題を暗記することより基礎を身につけることの方がよっぽど重要なことだと思います。

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