2012年8月の日記
8/26(日)
夏の終わりに・・・
夏休みも終わりに近づいてきました。
今は模擬試験中です。相変わらず受けない人が多いです。受けることを強制はしておりませんが、やっぱり私の感覚とは大分違うなという思いはあります。私自身、子供のころ塾に通うことが嫌いでした。でもテストは嫌いではありませんでした。今思えば講義を延々と聞かされるよりテストを受けているほうが楽だから嫌いではなかったような気がします。順位が出るようなテストは好きでしたが、所詮、結果に一喜一憂しているようではだめです。テストは普段の勉強では出せないような集中力を発揮する場です。そしてテストの問題から多くのことを学び次に生かさなければ意味がありません。
模試を受けなくても塾には来てくれているわけですし、時がたてば受験というステージに立つわけですから、いずれ経験しなければならないことです。ですから、模試は経験しておくに越したことはないのですが、自ら受けようと思った時に受けてもらえたらな、と思います。
みそら塾では、模擬試験は自由参加にしておりますが、来てくれている人は、自分の意志で来てくれていることと思いますし、せっかく受けるのであれば実のあるものにしてほしいです。
よく思うのですが、習い事や部活動でも発表する場や試合があるから頑張れるのだと思います。当然、リハーサルや練習試合などもたくさん経験することでしょう。模擬試験もそういう位置づけでよいと思うのです。テストが嫌いな子は勉強が嫌いなんだと思います。でもやっている以上は結果から目をそらしても仕方がないですし、テストを受けないのに勉強をするほうが大変なことのような気がします。試合がないのに延々練習ばかりをしてもモチベーションを維持するのは難しいと思いますので。話が飛躍してきましたが、勉強はやらなくてはいけないことなのは間違いありませんが、どうせやるなら、やらされてる感をなるべく持たずに取り組んでほしいですね。
そういう意味で、うちの夏期講習は基本的には自由に授業回数をお決めいただける形になっております。たくさん取ってもいいですし、取らなくてもいいです。無理に取らそうとはしておりません。カリキュラムを組んで、強制参加させることは簡単ですが、そんなことをしても意味がありませんから。受けたい子はたくさん受けられる、今はまだそんなに受けたくないという子は受けなくてもよい、そういう体制でやっております。正直、指導する側は大変ですが、各ご家庭の事情もあることと思いますし、やれる限りは今の体制で行きたいと考えております。もちろん夏期講習をたくさん取っている子の方が模試もお受けいただいております。