塾長挨拶2019
こんにちは。
みそら塾、塾長の堀井俊也です。
今回3年ぶりに挨拶を書いております。
20代の頃に塾をはじめ、気付けば長い年月が経ちました。
最初は手探り状態で、塾のことで頭の中が常にいっぱいで大変でした。その頃に比べたらかなり安定してきました。3年前に挨拶を書いたときは充実はしておりましたが、ピークと言っていいほどに忙しかったです。
近年では阪大や神大などに合格する子も出てきて、その子たちが講師をしてくれるので、講師に関してはかなり充実しています。昔は生徒を集めることより講師を集めることの方が大変でした。
うちは入塾テストなどはなく、誰でも入れます。30点の子を50点に上げる。50点の子を70点に上げる。元々ある程度できる子の方が伸ばしやすいですが、伸ばすやりがいとしてはこちらの方があるかもしれません。
いろんな子がいる中で毎年学年トップレベルの子も通っています。
そういう子が大学入試まで頑張り続け阪大や神大などに合格しております。
本当に凄いなと思います。阪大や神大などは中学受験をして中高一貫校に通っている子が、さらに予備校にも通って合格するパターンが多いと思います。
自分で言うのもどうかと思いますがうちは全く厳しい塾ではありません。かといって秩序が乱れているというわけではありません。生徒とはほどよい距離感を保ちます。絶対に逆らえないような上から目線の指導はしておりませんし、無理やりやらせるようなこともしていません。
厳しい塾に入れて、難関校に受かって、やらざるを得ないような環境を作る方が、難関大にいける可能性は高まるのかもしれません。
東大や京大を目指すにはそのような環境も大切です。
しかし、この地域で阪大や神大を目指すのであれば公立でもよいと思います。近所に市立西宮があるので市立西宮を目指してほしいです。
昨年、うちの講師が市西の教諭になりました。みんな教えやすくていい子達だと聞いております。そういう環境が公立でも得られるということです。
東大や京大、そこに行くために灘や甲陽を目指すのであれば、うちに来ることをお勧めしません。その子自身のポテンシャルも必要ですし、厳しい環境で鍛えることも必要になってきます。
しかし、小学校の頃は多少の勉強はしつつ元気いっぱい遊んで、中学では勉強と部活をバランスよく頑張って市西などに行き、大学は国立に行くという道も素晴らしいと思います。
そういう生徒さんを間近で見られることに幸せを感じます。
色んな塾があります。教材もたくさんあります。でも塾用の教材というものはある程度種類が決まっています。入塾した子に前の塾で使っていた教材を聞いてみると、ほとんどが私の知っているものです。
塾や指導法、教材など、合う合わないはあると思いますが、しないといけない勉強に大きな違いはありません。
近年では、自宅で動画で授業を見ることもできます。分かりやすい授業を受けることはどこでもできます。でも動画ではできないことがあります。
教材を合わせたり、その子に合わせて扱う問題を取捨選択していくことは小さい塾の方がしやすいです。その子にとって必要なこと、点数アップに直結することをこちらから提案できます。毎回、生徒と講師が言葉を交わすことができます。
一番大切なことは、本人が前向きに取り組むことです。
このことを忘れずに今後も生徒と向き合っていきたいです。