塾長挨拶2016
こんにちは。
みそら塾、塾長の堀井俊也です。
塾がスタートしてから長い年月が経ち、そろそろあいさつを書き直そうと思い今パソコンの前に座っております。
開業当初には想像できないぐらい、たくさんの生徒さんに通っていただきとても嬉しく思います。
みそら塾に初めてお越しいただいた際に、「え、ここが塾なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
内装も当初からほとんど変えておりません。もっと洗練された雰囲気の塾さんがたくさんあることでしょう。
でも塾を運営するのには机と椅子とテキストとホワイトボードがあれば十分です。
あと必要なものは講師の質、信念、これだけだと思います。私は開業当初から自分の思いを変えることなくやってきました。コースや月謝も基本そのままです。
特に派手な広告もしておりませんし、いただいたお月謝を直接指導に関わること以外には極力使ってきませんでした。
知名度が上がってきたのかどうかは分かりませんが、毎年学年トップレベルの生徒さんにもお越しいただき、高校進学後も塾を継続される方が多く、現在では市立西宮高校や県立西宮高校など西宮市内の全ての公立高校の生徒さんが通われております。
保護者様からのご紹介、兄弟通塾が非常に多く、通われている方からの信頼の気持ちを感じております。年3回の個別保護者懇談会でもほぼ全ての保護者様とは和やかな雰囲気の中、近況報告をさせていただいております。
長いお付き合いをさせていただく中で、小学生が高校生になり、中学生が大学生になります。学力を伸ばすやりがいとともに、ただただ成長を間近で見られるという喜びを感じております。大学生になって講師として残ってくれることもあり、さらに関係は続いていきます。
よく生徒から耳にするのが「家にいるより塾にいる方が落ち着く」「周りの子は塾通いを嫌がっているけど自分はそう思ったことがない」ということです。
アットホームな雰囲気の中やっているので、「落ち着く、リラックスできる」というのはその通りだと思います。でもそれだけでは塾として続けていくことはできません。そういう雰囲気の中、生徒と講師との関係性を大切にし、楽しいだけの馴れ合いになることなく結果を出してきたからこそ、続けていくことができているのだと思います。
手前味噌ですが、合格者の人数は少ないですが合格率では圧倒しています。しかもそんなにたくさん授業を取らせることもなく、無理やりやらせることもなく、です。
もっと授業料を上げ、授業時間を増やし厳しくすれば、さらに良い結果が得られることは分かっています。でも部活動や習い事などを制限してほしくははありませんし、嫌々やらせてしまうと勉強へのモチベーションが保てません。そういう子は受験が終わると同時に勉強をしなくなってしまいます。みそら塾では推薦で合格し早々に受験を終えても、そのまま塾に通い続ける生徒がいます。その姿勢には感動すら覚えます。
合格したからこそさらに頑張ろうと思えるように、常に前向きでひたむきな姿勢を保てるように、これからも生徒の気持ちを大切にします。
高校合格がゴールではありませんし、大学合格がゴールでもありません。勉強は、やり続けることでその子にとって最高の結果が得られます。私は、通っていただいた生徒がこの先、人生のどのステージに立ったときにでも、自分を信じ、高め続けていけるような人間になってくれることを願ってやみません。