西宮市(広田小・大社小・平木小・上ヶ原南小・甲東小・甲陽園小・上ヶ原中・平木中・甲陵中・大社中・瓦木中・市立西宮高・県立西宮高・鳴尾高・西宮北高・甲山高・西宮東高など)にお住まいの方の学習・進学・受験指導。1対1・個別指導・少人数指導。

''市立西宮東高(平木中出身)高1と、平木中1の保護者様''

いつも大変お世話になっております。

入塾したばかりの頃は講師の方々が大学生と知って、(大変失礼ながら)大丈夫なのかなと思ったのですが、今ではこの「ちょっと年上の、ちょっと先を行く身近な存在」がとてもいいんだなぁと思っています。

自分の進もうと思うちょっと先を、実際に生き生きと過ごしているような先輩がいる、とうのは刺激があって楽しいようです。「先生がこんなこと言ってた!」ということは家でもちょくちょく聞きます。ありがたい環境だなと思っています。


上の子が入塾したばかりの頃は、塾に対してのイメージが「勉強の出来の良しあしで判断されるところ」というものだったため(そのような環境は私自身が初めてでしたので)、子どもは休まず通っていましたが、私自身はちょっと塾というところとは距離を取っていたい、と思っていました。

その思いが変わっていったのは、懇談のたびに娘の「頑張っているところ」をよく見てもらっているなと思えたためだと思います。成績だけでなく、子どもの姿、特性も良く見てもらっているなと感じました。


テスト期間中は自由に使ってよいスペースが用意され、自主的に取り組めるシステムが娘には合っていたようで、成績も上がっていきました。自分の意思で自分の行動をコントロールする娘の姿に、こんなこともできるんだなと塾に通ったことで新たな子どもの力に気付かされたことが親として大きな喜びになっています。

大変親バカな話ですが、娘は中学校の3年間を無遅刻、無欠席。皆勤で過ごしました。部活の欠席も一日だけ。こういう子は多いのかもしれません。中学生なら珍しいことではないのかもしれませんが、私は「これはすごいことだ!」と思いました。色々な考え方や評価の仕方があるとは思いますが、こうやってコツコツ続ける力はこの子の持ち味なのだ、と思います。

しかし残念なことに学校の懇談では一度もこういったことに触れられたことはありませんでした。娘は先生に評価されたい、褒められたいと思っていたわけではないと思います。ですが、クラスの中で特に目立ったり、生徒会をやったりするわけではないけれど地道に何かを続ける力があることを、親以外の大人に「それはあなたの力なんだよ」と子どもに言ってほしいものだな、そういう機会があることで子供は自信を持つのではないかな、と思っていました。

しかし、毎回懇談は5分で終わり、ある時は仕事先から慌てて時間に間に合うように駆けつけての子の時間の短さに、娘の方が悪かったなと思ったのか「これならプリントでいいのに。ごめんね」というのを聞いて、学校に子どものことを理解してほしいと思うのは無理だなと思ったものです。


そのような中、勉強の習慣がつくといいなと思って入った塾。懇談で、にこりともしない塾長が淡々と語る娘の「頑張り」は現実的で、笑わない分だけ真実味があって、「結果が付いてくるのが一番いいけど、この子の努力は必ずどこかで報われる。この子はこのまま頑張っていていいんだ。これがこの子の力なんだ」と思わせるものでした。子どもは「自分のことが認められる」のはとても心強いと思いますが、自分の子供がそのような場所を持っているというのは親の喜びにもなります。


中学、高校生活は始まったばかり。この3年間がどのようになるのか、いろいろ気をもむことになるだろうと思いつつも楽しみです。

息子は入塾前の初めての塾長との面談の後、「塾長って怒ってた?嫌われてるのかと思った」と言っていました。
笑わなない大人、に緊張したようです。「大丈夫。いつもと同じ。何回面談してもいつも同じ。あれが普通。そういう大人もいる」と説明すると「よかった-!」と言っていました。色々な人に出会えるのもいいと思います。

子ども二人が休むことなく通っていることもありますが、子どもがのびのびできているように思える今のみそら塾はとてもいいと思います。(教室だよりにあった)「営業が嫌いで愛想のない」感じも、それに慣れてきた身としては、それもまたいい感じ。きれいごとを言われるよりずっといい。逆に素直に聞けます。

長々と失礼しました。いつも大変お世話になり感謝しております。今後とも何卒宜しくお願い致します。


<塾長より>
頂いたお手紙を書き起こしたのですが、時間がかかりました。こんなに長文のお手紙をいただけるのは、感無量です。

塾に対してのイメージやお考えが変わっていったのが伺えます。弟さんはまだ入塾したてですがしっかり伸ばしていきたいです。

私のことを最初は「怖い存在」と認識してしまう子がいらっしゃいます。一人ひとりと真剣に向き合っているとそうなってしまうのですが、塾自体はアットホームな雰囲気だと思いますし、そんな中で塾長である私までが軽いノリで接してしまうのはどうかという思いもあり、こんな感じでさせていただいております。楽しいだけで結果が伴わない塾にはしたくはありませんし。
今ちょうど懇談期間ですが、確かにもっと楽しそうに話せばいいのに、と我ながら思ったりもします。

「もうちょっと頑張れば結果がでますよー」「この調子で頑張っていきましょう」「もっと授業を取っていただければ伸びますよ」とか適当なことは言えません。「本当のことを伝えたい」ただそれだけです。

万人受けするタイプではないのかもしれませんが、決して感情に任せて怒ることはありませんし、どちらかというとゆるい性格です。と一応お伝えしておきます。

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